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倉敷・美観地区の玄関口に「つばめ喫茶室」 植物性食材のメニュー主力に

店主の藤塚信介さん(左)とスタッフ

店主の藤塚信介さん(左)とスタッフ

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 カフェ「つばめ喫茶室」(倉敷市阿知2、TEL 086-435-1271)が倉敷・美観地区の多目的施設「倉敷物語館」内にオープンして1カ月半がたった。出店場所は今年3月に閉店した「みんなのぽっ♪カフェ」跡。

植物性の食材のみを使った「ひよこ豆のコロッケサンド」

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 美観地区の町家カフェ「三宅商店」(本町)や市内のカフェで10年以上働いてきた倉敷出身の店主・藤塚信介さんが開業した。店舗面積は約60平方メートル。席数は13席。店名には「巣立ったつばめが越冬してまた戻ってくるように、帰ってきてもらえる場所に」と付けた。

 主なメニューは「ひよこ豆のコロッケサンド」(800円、スープ付き)。肉、卵、乳製品、魚など動物性の材料を一切使わず、豆などの穀物、果物、野菜などを使う。テークアウトにも応じる。コーヒーケーキ(500円)、キャロットケーキ(520円)などの自家製スイーツも季節に合わせて用意する。

 ドリンクは、コーヒー、紅茶、ジュース(以上400円)、自家製レモネード、自家製ジンジャーエール(550円)など。コーヒー豆は、「尾原珈琲」(鶴形)が焙煎(ばいせん)した「尾原ブレンド」を使う。

 「『ビーガンの店』と掲げたいわけではなく、味を第一に考えている。『食べておいしいと思ったものが実はビーガンだった』というイメージ。徐々にメニューも増やしていきたい」と藤塚さん。

 「体に優しい食材を使っているので、子連れの家族や外国人にも食べやすいのでは。観光客だけでなく、近隣の方にも気軽に利用してもらえれば」とも。

 営業時間は10時~18時(日曜は9時~)。月曜定休。

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