今年5月で7周年を迎えた倉敷経済新聞の上半期PV(ページビュー)ランキング1位は、平成30年7月豪雨で浸水した真備町の復興支援を目的とする音楽フェス「まびフェス~真備に音と色と笑顔を~」の開催を伝える記事だった。
同イベントは、これまでも真備町でボランティア活動を行ってきた男性ボーカルユニット「imim(いむいむ)」が主催。発災から1年を迎えるに当たり、もう一度元気になってもらおうという気持ちと1年の恩返しの気持ちから企画した。当日は、imimのほか、真備東中学校・真備中学校の合同吹奏楽部、地元シンガー・ソングライターらが演奏を披露した。
ランキングは、1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 倉敷市でボーカルユニットimim主催の音楽フェス 災害から1年の恩返し(6/26)
2. 倉敷・美観地区で地下足袋型シューズ展示販売 創業100年の地元メーカー(5/7)
3. 倉敷のバルがランチ営業開始 「憩いの場」コンセプトに(4/5)
4. 倉敷・真備町に「ラーメンヤ」 豪雨災害復興作業者を食でねぎらう(5/31)
5. 倉敷中央病院前に天ぷら専門店 季節に合わせた地元食材使う(2/27)
6. 倉敷駅前商店街に和食居酒屋「味つぐ」 和食一筋30年の料理人が独立(5/16)
7. 倉敷・美観地区の玄関口に「つばめ喫茶室」 植物性食材のメニュー主力に(6/5)
8. 倉敷のケーキ店「プリエ」移転 住宅街出店で「地域に寄り添う店に」(2/5)
9. 倉敷・美観地区の食堂が「豚かば丼」 タレは地元老舗しょうゆ店とコラボ(5/22)
10. 倉敷・西田の南欧風カフェ「リーフ」が1周年 夫婦で二人三脚(3/11)
2位は、創業100年の地下足袋メーカー「丸五」による足袋型コンフォートシューズの期間限定アンテナショップ出店を伝える記事。9位は、創業155年のしょうゆ醸造会社「丸米醤油(しょうゆ)」と美観地区の飲食店が「豚かば丼のたれ」を共同開発したことを伝える記事。地元の老舗企業による新しい取り組みが目立った。
倉敷経済新聞では下半期も広域倉敷圏の動向をいち早く伝えていきたい。