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倉敷天文台で寝転がって星空見る観光プラン ビールとつまみも用意

倉敷天文台の観望室

倉敷天文台の観望室

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 天文台で寝転がって空を眺められる観光プラン「天文台ロマンティック・ナイト・チェアリング」が現在、「倉敷天文台」(倉敷市中央2)で行われている。

観望室から見える星空

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 インバウンド(訪日外国人旅行者)向けツアーなどの旅行事業を展開する「よしゐ屋BASE」(阿知、TEL 090-2805-4418)が企画した。1926(大正15)年に建設された日本初の民間天文台「倉敷天文台」の観望室を、「ロマンティックな雰囲気を味わえるプライベート空間」として参加者に1時間開放する。

 ツアー参加者は、観望室内の「インフィニティチェア(フルリクライニング可能なチェア)」で横になり、開放されたスライディングルーフから星空を眺めながら時間をすごすことができるほか、口径31.5センチのカサグレン式反射望遠鏡で月、惑星、恒星などを観察することもできる。ツアー中は「くらてんコンシェルジュ(スタッフ)」がビールとつまみを用意。望遠鏡と夜空を背景にした記念撮影にも対応する。

 同社スタッフの大浦翔太さんは「カップルや夫婦の参加が多く、年齢層は幅広い。日本やアジア圏の観光客は写真を撮ったりしながらその場の雰囲気を楽しむ人が多く、欧米の観光客は星に関心を持って積極的に質問をしてくる人が多い」と話す。

 「倉敷には夜の観光コンテンツが少ないが、バーに寄る感覚で天文台に寄って、酒ではなく星に酔って特別な時間を過ごしてほしい」とも。

 参加費は3,500円(中学生以下参加不可)。定員は2~4人。予約制。

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