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倉敷・茶屋町に串焼きと総菜のテークアウト店-「当たり」出たらもう1本

元ミュージシャンでもある店主の中峠実さん(右)とスタッフ

元ミュージシャンでもある店主の中峠実さん(右)とスタッフ

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 倉敷・茶屋町駅近くに昨年12月19日、串焼きと総菜のテークアウト店「アグロ厨房(キッチン)」(倉敷市帯高、TEL 086-441-9694)がオープンした。出店場所は手作りコロッケ店「顔みせ」跡。

食べ終わった串に「あたり」の文字が…

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 「本格串焼きをご自宅で」をコンセプトに、串焼きと総菜をテークアウトで提供する同店。倉敷駅前の居酒屋で5年間料理長を務めた中峠実さんが独立開業した。民家を改装した店舗の面積は約20坪で、席数はカウンター5席、座敷8席。地元の人が気軽に寄ってくれるような店を目指すという。

 主なメニューは「鶏しお串」「鶏タレ串」「鶏くろ串」(以上120円)、「鶏キモ串」「鶏梅シソ串」「イカ串」(以上150円)、マグロのホホ肉をあぶった「マグロ串」(180円)、モモ、ムネ、手羽先を1串にした「鶏トリ串」(200円)など。「鶏くろ串」はたれに手作りの黒いカレーを使っており「風味豊かで子どもでも食べられる独自の味」(中峠さん)という。鶏肉は鹿児島産の「桜島鶏」を使う。串は「当たり」付きで、食べ終わった串に「あたり」の文字があった場合は客の選んだ串メニューを1本進呈する。

 串焼き以外では、玄米フレークを生地に練り込んで揚げた「鶏カラ 玄米フレーク」(300円)、日替わりの「自家製ピクルス」(230円)、「サラダ」(280円)、茶屋町産の米と押し麦を使った「日替わりランチパック」(380円)など、総菜も取りそろえる。

 店のロゴ、店内のデザイン、塗装などは、デザイナーとしての経歴を持つ中峠さん自身が手掛けた。「自然豊かな茶屋町の景観に合う色使いを考え、稲の緑、秋の稲穂の黄色、柿のオレンジを使った」という。

 店舗奥の座敷を使った8人までのランチ、ディナーにも予約限定で対応。「予算、人数、コースメニュー、飲み放題など、気軽に相談してほしい」と中峠さん。

 「春までにはテラス席を整備して、お客さま自身がしちりんで串を焼けるバーベキュースタイルも始める予定。学校帰りの生徒たちや近所の家族など、地元の人が気軽に寄って1~2本焼いて食べていくような店にしていきたい」と将来の展望を語る。

 営業時間は12時~18時(予約注文分は20時まで取り置く)。

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