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倉敷・児島で河田加代子さん個展-オリジナル生地の「一点もの」バッグなど

生地デザインから縫製まで手掛ける河田加代子さん

生地デザインから縫製まで手掛ける河田加代子さん

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 倉敷・児島のアートギャラリー「ALAPAAP(アラパープ)」(倉敷市児島唐琴町、TEL 086-470-1515)で現在、児島出身のテキスタイルデザイナー河田加代子さんの個展「現実と夢の狭間」が開かれている。

オリジナル生地「うたかた」を使った作品群

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 「日常の何気ないものから浮かんでくる感情や言葉を色、形、模様にして表現する」という河田さん。自身がデザインした生地を使い縫製まで手掛けるオリジナルブランド「ZAKURO」を展開する。同展ではオリジナル生地6種から作った13種の作品、計78点を展示販売する。同じ形の作品は1つの柄につき1点しか作らないため、全て「一点もの」となる。

 作品は、「マカロンケース」(1,995円)、さまざまなサイズと形の「がま口」(1,995円~7,140円)、「ポーチ」(8,400円)、「クラッチバッグ」(9,450円)、「斜め掛けポシェット」(9,975円)、「斜め掛けリバーシブルバッグ」(2万3,100~2万9,400円)、ファブリックボード(5,985円)など。今回初めて作品にファスナーを取り入れたという。

 「昨年の夏、家事や仕事の忙しさから夕暮れ時に寝落ちする時期があり、その時に感じた『現実なのか夢なのかあやふやなイメージ』を表現した」という。生地6種には「あましずく」「hasu」「流れ星」「うたかた」「レモンスカッシュ」「kagami」、裏生地2種には「げんじつ」「ゆめ」とそれぞれ名付けられており、会場には河田さんがそれぞれの生地にまつわるストーリーを掲出する。

 「せっかくデザインや作り方を学んでも、自分が使いたいと思える生地がなかった。それがオリジナルデザインの生地を作り始めたきっかけ」という河田さん。「使う人の心がウキウキしたり笑顔になるような作品を作っていきたい。世界に一つのお気に入りを見つけてほしい」と話す。

 開催時間は12時~19時(土曜・日曜・祝日は10時~)。火曜定休。河田さんは19日以外在廊予定。今月28日まで。

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