和照明のインスタレーション展示「希莉光(きりこ)あかりで紡ぐ~光と影、そして衝動~」が現在、倉敷・本町の「倉敷光作所・斎館」(倉敷市本町)で開かれている。
「希莉光あかり」は切り絵を配した多面体の和照明作品で、倉敷光作所の「特殊光作員」を務める須山寛子さんがデザインと造形を手がける。「夏の涼」をテーマに、遮光した会場内に作品28点を展示する。新作は8点で、花火、線香花火、朝顔、金魚、水ヨーヨー、蚊取り線香をたいている様子、夏祭りのりんごあめを食べる女性、ラムネを飲む少年など、夏をモチーフにした造形を光と影で表現する。
会場内には風鈴40個をつるし、音でも涼しさを演出する。展示の構成は春から秋への移り変わりを意識しており、アジサイやホタルを表現した春の作品、メインとなる夏の新作、もみじやコスモスを表現した秋の作品までを順番に並べる。
須山さんは「個人的に金魚の造形が好きで作品にも多く登場するが、金魚鉢の金魚は涼しく見える。暑い日が続くが、涼しい会場で優しい明かりを見て、心まで涼しくなってもらえれば」と話す。
開館時間は10時~18時。入場料は1,000円。阿智神社の特別希莉光御朱印(1,000円)の提示でも入場できる。9月6日まで。