「情景描写ピアニスト・山地真美演奏会&食事付き交流会」が9月12日、旧・呼松郵便局舎(倉敷市呼松2)で行われる。主催は「旧呼松郵便局舎再生プロジェクト実行委員会」
1935(昭和10)年に建てられ、アール・デコ調の洋風建築やステンドグラスが残る同局舎。2014(平成26)年の閉局後は空き家となっていたが、所有者の森谷修さんと「みずしま滞在型環境学習コンソーシアム」の久野洋一さんが協力し、地域交流拠点として再生を図るプロジェクトを今年の春に始めた。6月の「かたづけワークショップ」、8月の朗読会「声で味わう夏の怪談」に続く第3弾となる。
イベントは3部構成。第1部では森谷さんと情景描写ピアニストの山地真美さんが呼松の歴史や建物の成り立ちについて語り合うトークライブを行う。第2部では山地さんによるピアノ演奏会のほか、局舎から見つかった1901(明治34)年の国語教科書をFMくらしきパーソナリティーの高月弘子さんが朗読し、即興ピアノを重ねるセッションも披露する。第3部では、スポーツ料理研究家の乙倉沙海さんによるケータリング料理を取り揃えた食事付き交流会を開く。水島地域特産の「連島レンコン」など地元の食材を使った料理を提供する。
イベント実行委員の久野洋一さんは、初めて呼松を訪れた時に、海沿いの狭い道に古い家屋や焼板の黒壁が並ぶ街並みに魅了され、美観地区の「白壁」に対して、呼松の「黒壁」が水島地域の新たな観光資源になる可能性を感じたという。「旧郵便局舎でのイベントを通じてこの場所を知ってもらうことで、『この場所を活用したい』という人も出てくるのでは」と期待を寄せる。
森谷さんは「呼松には古い歴史や文化が数多く残っている。旧郵便局舎を入り口として、地域の魅力や歴史を知ってもらい、地域全体の活性化につなげていきたい」と話す。
開催時間は16時〜20時(開場15時30分)。参加費は、演奏会のみ=3,000円、食事付き交流会のみ、または両方参加=5,000円。予約制。