シンガポールからのカップルを招いたフォトウエディングのモニターツアーが10月5日、倉敷美観地区などを中心に行われた。
倉敷美観地区でブライダル事業を展開する「サムシングフォー」(倉敷市中央1、TEL 086-424-3526)が、海外からの旅行客を対象とした「ウエディングツーリズム」事業の本格化に向けて企画した。現地のフォトグラファーやカップルと連携し、撮影ルートやロケーションを検証した。
当日はシンガポール人のカップルとフォトグラファーを迎え、倉敷美観地区内の和風建築・新渓園で撮影したほか、倉敷川の「川舟流し」への乗船シーンや街歩きの様子などを撮影した。
撮影に参加した新郎のラッセルさんは「和装は初めてだったがとてもすてきで、シンガポールとは異なる美しい景色やきれいな川に感動した」と話す。新婦のナターシャさんは「出会った人たちもみんな親切で、素晴らしい経験になった」と喜んでいた。
二人へ倉敷での撮影を薦めたフォトグラファーのアルウィンさんは「今年1月に妻と倉敷を訪れた際、伝統的な建物や景色が本当に素晴らしく、大きな可能性を感じた。シンガポールの人々にもっとこの魅力を知ってもらい、体験してほしい」と話す。
同社では数年前から、アジア圏のカップルからフォトウエディングの問い合わせが増えており、今後は欧米豪への展開も視野に入れ、年間50組のインバウンドウエディングを目標に掲げる。社長の岸本裕子さんは「インバウンドウエディング事業には大きな可能性がある。一組一組実績を重ね、一生の思い出作りと本物の旅行体験を組み合わせた『ウエディングツーリズム』として、倉敷が世界から選ばれる場所にしていきたい」と意気込む。