「倉敷ガラス 小谷栄次講演会」が9月5日、倉敷市立美術館(倉敷市中央2)講堂で行われる。
倉敷を代表する民芸「倉敷ガラス」の作家・小谷栄次さんを迎える同イベント。主催は、水島地域を学習の場として活用することを目指す「みずしま滞在型環境学習コンソーシアム」。同団体が「地域の記憶を記録する」ことを目的として発行する冊子「水島メモワール」の取り組みの一環として、「水島と倉敷と民藝(みんげい)」をテーマに開催する。
倉敷ガラスは元々、栄次さんの父親・眞三さんが水島で「水島ガラス」として始めた手仕事で、独特の青色「小谷ブルー」は、水島の飲み屋街から出たサントリーウイスキーオールドの空き瓶を砕いて色付けされていた背景を持つ。
講演は栄次さん、融民藝店(阿知)店主の山本尚意さん、岡山理科大学准教授で同コンソーシアム事務局長の林美帆さん3人による鼎談(ていだん)形式で行う。栄次さんが水島で育った当時のエピソードや、分業を行わず1人で吹いて完成させる倉敷ガラスの成り立ち、手仕事を続ける思いなどが語られる。
林さんは「倉敷の誇りである倉敷ガラスの作り手の顔も見られ、意外と知らない背景も知ることができる。これを切り口として、知られざる水島の顔も知ってほしい」と参加を呼びかける。
開催時間は14時~15時45分(13時30分開場)。入場無料。事前申し込みが必要。