倉敷美観地区に3月14日、岡山県内各地の地ビールを提供する地ビールバー「蔵びあ亭」(倉敷市中央2-1-16、TEL 086-441-0707)がオープンした。経営はゼンワークス吉備土手下麦酒醸造所(岡山市)。
店舗は、同時開店した倉敷の土産物店「倉敷屋天領蔵」内の40平方メートル。18時までは共同営業し、土産物店が閉まる18時からは本格的なビールバーに様変わりする。
岡山県内に点在する地ビール6種類の生だるを常設し、たるが無くなると別のたるに入れ替える。たるの入れ替えはホームページでもチェックでき、地元の地ビールファンは更新情報を楽しみにしているという。中には、醸造所以外では生たるビールを味わうことができない地ビールもあり、気軽に地ビールの飲み比べができるのも醍醐味(だいごみ)だ。
「地ビールは、そこに行かないと飲めない感があるが、もっと身近に感じてほしい」と店長の井殿亜希子さん。「同じ醸造所でも数種類の地ビールがあるので、観光客はもちろん、地元の人にも地ビールの奥深さとおいしさを知ってもらいたい」
価格は、銘柄にかかわらず、ハーフカップ=300円、フルカップ=500円。「やぎチーズのディップ」「酢漬けの生ままかり薫製」(以上300円)など、各蔵元が薦めるおつまみも併せて提供している。
営業時間は9時30分~18時(火曜~木曜は20時30分まで、金曜・土曜・祝前日は22時まで)。