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倉敷・美観地区の老舗、週末限定でほうじ茶焙煎-香り漂わせ人気に

レトロなほうじ機で焙煎されたばかりの「倉敷ほうじ茶」

レトロなほうじ機で焙煎されたばかりの「倉敷ほうじ茶」

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 倉敷駅前商店街の老舗「恒枝茶舗」(岡山県倉敷市阿知2、TEL 086-422-1427)が、倉敷美観地区に所有する旧店舗前で「倉敷ほうじ茶」の焙煎(ばいせん)と販売を週末限定で行っている。

青さが残るように焙煎された「倉敷ほうじ茶」

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 1948(昭和23)年に創業し、今年で64周年を迎える同店。「多くの人においしいお茶を楽しんでもらいたい」との思いから今年2月、店が休みの日曜日を利用し、人通りの多い美観地区内の旧店舗前でほうじ茶の焙煎を始めた。

 焙煎するのは宇治の緑茶。創業時から使っているレトロなほうじ機で、茶の本来の味と香りが消えないよう、青さが残るように焙煎する。周辺に漂う香りに多くの人が足を止め、蒸気を上げるほうじ機の様子を楽しんでいく。

 できあがった「倉敷ほうじ茶」は100グラム700円で販売。ほうじ茶のおいしい飲み方を書いた説明書きも添える。「海外からの観光客でも楽しめるように」と裏面には英語訳も。「買っていくのは20~30代の女性観光客が多い」と同店代表の恒枝信雄さん。急須を持たない家庭が増えていることから、ティーバッグでも販売する。

 次回の「倉敷ほうじ茶づくり」は5月20日・27日の10時~12時と13時~15時。それ以降のスケジュールはホームページで確認できる。

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