倉敷の飲食街「クラシキゴールデン横丁」(稲荷町)に串カツと創作料理の店「Friggitoria(フリッジトリア) アウワ」(TEL 086-424-5101)がオープンして2カ月半がたった。
昨年11月7日にオープンした同店。串カツと揚げ物を主力とした創作料理を提供する。料理人としてイタリアンやトンカツ店などで経験を積んだ中村慎司さんが、生まれ育った地元に初出店した。店舗面積は20平方メートル、席数は10席。店名は「お酒に合うわ」から付けた。
串カツメニューは、「塩麹豚」「エビ」(以上180円)、「めんたいこ」「シシャモ」(以上150円)「レンコン」「シイタケ」(以上100円)など15種以上。「アウワのバゲットピザ」(350円)、「アウワのアヒージョ」「タラのアクアパッツァ」(以上600円)などイタリア風創作料理のほか、予約すれば「串カツとイタリアンのスペシャルコース」にも対応する。ドリンクは生ビール、外国ビール、グラスワイン、自家製リモンチェッロ、焼酎などを幅広く取りそろえる。
店内には自家製の麹(こうじ)を数種類用意しており、ピザにエキストラバージンオリーブオイルの麹、自家製タルタルソースに甘麹を使うなど、さまざまな料理に使い分けて活用する。「季節に合わせてメニューはどんどん変えていく」とし、新メニュー開発に力を入れる。
「小さな店なので予約がおすすめ。予約のお客さまには前菜3種盛りとドルチェをサービスしている。6席あるカウンターが埋まれば貸し切りにもできる」と中村さん。「お客さまに長居してもらえるような店を目指している。串カツはおっさんのイメージが強いかもしれないが、女性同士でも気軽に来てもらい、楽しい時間を過ごしてほしい。グラスワイン1杯でも寄っていただければ」と来店を呼び掛ける。
営業時間は18時~24時。火曜定休で、日曜は予約のみ営業。