倉敷市が4月18日、土曜・日曜・祝日に市役所と美観地区を往復する無料シャトルバスの運行を始めた。

シャトルバスが発着する倉敷芸文館東側

　市役所屋内駐車場（収容台数＝150台）を無料開放し、正面玄関前ロｰタリーから美観地区南端に隣接する倉敷芸文館東側のバス停までの約2キロを片道約6分で結ぶ同サービス。

　週末を中心に多くの観光客が訪れる美観地区周辺の交通渋滞の緩和と観光サービス向上を目的に、期間限定で試験的に運行する。

　昨年9月から12月にかけて行った初めての試験運行では25日間で4680人が利用した。利用者を対象に行ったアンケート調査では、約7割が「美観地区周辺の駐車場の空きスペースや待ち時間の心配」を利用理由に挙げ、9割が「次回も同サービスを利用したい」と回答したという。

市役所側の発着場所は前回の東広場から正面玄関前ロｰタリーに変更したことで、「屋根があるので雨天時でも利用しやすくなった」と市担当者。

　バスの運行時間は10時～18時15分。市役所発が毎時0分・30分、美観地区発が毎時15分・45分。期間は4月18日～5月31日、9月19日～23日、10月3日～11月29日の計44日。