倉敷の文化施設「倉敷芸文館」(倉敷市中央1)前の広場で10月24日・25日、ハンドメード作品の展示販売イベント「倉敷手づくり市」(TEL 086-441-5594)が開催される。
3回目を迎える同イベント。プロ・アマに関わらず、もの作りに携わる90組が参加し、それぞれの作品や商品を展示販売する。前回は今年のゴールデンウイークに行われ、約1000人が来場した。
出展作品は、陶器、ガラス、布物、革、アクセサリー、木工、花、服などで、一部のブースではワークショップを行う。県内からの出展者は約6割で、東京、大阪、広島など県外からの出展も。今回初めて出展する作家は約半数を占める。「今回からブースのサイズを3メートル四方に統一したので、広くゆったりとした見やすい展示になる。出展者が大きく入れ替わっているので、前回来場した方も違った雰囲気を楽しめるのでは」と金工作家で実行委員の榎谷慎吾さん。
「もの作りをする人は多いが、作り続けるためには発表することがとても重要。イベントへの出展が未経験の作家でも、作ったものをしっかり見てもらえるような敷居の低い場を提供したかった」とイベントに込める思いを語る。
「来場した人が作品を見て『自分もやってみたいな』と思ってくれたり、このイベントへの出展を一つの目標としてもの作りを始めたりするきっかけになれば」と来場を呼び掛ける。
開催時間は10時~16時。入場無料。雨天決行。