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倉敷・真備で復興の祈りを込めた花火打ち上げへ 2222発、ライブ中継も

(左から)イベント担当者の浅野幸子さん、山下麻里さん、秋山陽子さん

(左から)イベント担当者の浅野幸子さん、山下麻里さん、秋山陽子さん

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 平成30年7月豪雨で甚大な被害を受けた倉敷市真備町で10月2日、復興とコロナ収束を祈願する花火を打ち上げる。主催は一般社団法人世界美生アカデミーと「真備復興支援プロジェクト 美生氣功 岡山支部」。

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 用意する花火は2222発で、約20分かけて打ち上げる。3密によるコロナウイルス感染拡大を避けるため正確な場所は非公開だが、真備町以外の人も見られるよう動画配信サイトユーチューブでライブ配信も行う。

 同法人が4月に企画していた岡山での講演会がコロナウイルス感染拡大によって中止になったことが同イベント企画のきっかけ。完売していたチケットを払い戻す際、チケット購入舎に復興支援の義援金を呼び掛けたところ、寄付が集まったことから復興支援の花火を打ち上げる計画を立てた。「空を見上げて、未来に希望を持って笑顔になってほしい。コロナ禍の重苦しさを花火で吹き飛ばせれば」とイベント担当者の浅野幸子さん。

 山下麻里さんは「真備町の人たちに『忘れていないよ、風化させないよ』と伝えたい。復興は簡単なことではないので少しでも上を向いてほしい」と話す。

 秋山陽子さんは「今回打ち上げる花火の数2222はエンジェルナンバーといわれており、無から有を生み出す力があるとされている。みんなで同時に同じものをみて思いを寄せると大きな力になる。ライブ配信もするので、世界に祈りの輪を広げたい」と話す。

 開催時間は18時30分~18時50分を予定する。

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