ワークショップ「ファラオの王冠づくり」が8月22日、岡山のテーマパーク「おもちゃ王国」(玉野市)で開かれる。
大原美術館(倉敷市中央)の所蔵作品「ファラオ像浮彫」でファラオ(=古代エジプトの王様)がかぶっている王冠を手作りする子ども向けイベント。王冠は、好きな色の画用紙に、王権の象徴であるコブラをかたどった記章を貼り付け、マスキングテープで自由にデコレーションして完成させる。
ワークショップは、同テーマパークを運営するサンヨープレジャーグループと同美術館が7月に締結した包括連携協定に基づいて行う連携事業の第1弾。今後も同美術館の所蔵作品をモチーフにした子ども向けワークショップを行い、秋にはテーマパーク内に同美術館のサテライトパビリオンを開設する予定。
同美術館社会連携課の竹本暢子さんは「おもちゃ王国も当美術館も子どもの創造力を育む場所という共通点がある。小さい子どもがいると美術館に行くことをためらう親も多いが、このようなイベントを通じて美術館の存在を知り、子連れで気軽に来館するきっかけになれば」と話す。
ワークショップの開始時間は、10時30分、11時30分、13時30分、14時30分、15時30分。所要時間は約30分。参加費無料(別途入園料が必要)。