倉敷インター近くにあるラーメン店「豚そば あゆ武」(倉敷市平田)が1月31日、早朝営業「朝ラー」を始めた。
これまで11時だった営業開始時間を6時30分に前倒しして、ランチタイムまでの4時間を「朝ラー」営業する。当面は店主の成瀬歩武さんが4時に起床して1人で切り盛りするという。
朝ラーでは、通常営業と同じ「豚そば」(750円)、「辛煮干し豚そば」(800円)、「九条ネギ豚そば」(900円)などを提供するが、「朝に食べてももたれないよう、濃度を抑えて鶏のうまみを強調した」(成瀬さん)朝ラー専用スープを使う。煮干しの香りを強調した「煮干油(にぼしあぶら)」への変更にも対応するほか、希望者には無料サイドメニュー「卵かけご飯(ご飯食べ放題)」を付ける。
成瀬さんは「前から『朝ラー』に挑戦してみたいと思っていたが、『まん防』の影響で夜の集客が厳しくなったこともあり実行に踏み切った。朝から営業している飲食店が近所にないので、出勤前や夜勤明けなどの食事として需要があるのでは。『まん防』終了後も、状況を見ながら続けていきたい」と話す。
「自分の作るラーメンをたくさんの人に食べてもらいたいので、できる限りたくさん営業していきたい。岡山では朝ラーがまだ少ないが『朝ラーならこの店』と言われるよう、チャレンジを続けていきたい」とも。
営業時間は、6時30分~16時(朝ラー提供は10時30分まで)、17時~22時。まん延防止等重点措置期間中は20時まで。