![生だると瓶で用意するクラフトビール「OKAYAMA JIMOTO BEER 086」](https://images.keizai.biz/kurashiki_keizai/headline/1669960700_photo.jpg)
ビール醸造所「Kurashiki Brewing Company(倉敷ブルーイングカンパニー)」(早島町前潟、TEL 090-1894-6982)がJR早島駅前の複合商業施設「ヒュー早島」内にオープンして1カ月がたった。運営は1970(昭和45)年創業で、おしぼりレンタル事業を手がける「一倉」(倉敷市上富井)。
岡山県の市外局番「086」にちなんで「OKAYAMA JIMOTO BEER 086」と名付けたクラフトビール5種を醸造・販売する同店。醸造スペースと、生だるで飲める飲食スペースを備える。店舗面積は約47坪。席数は13席。支払いはキャッシュレスのみ。
ラインアップは、かんきつ系ホップを使った「#2 OKAYAMA PALE ALE(岡山ペールエール)」、フルーティーで苦み強めに仕上げた「#4 KURASHIKI HAZY IPA(倉敷ヘイジーIPA)」、深いコクが特徴の「#6 KIBIJI AMBER ALE(吉備路アンバーエール)」、ダークチョコレートのような香りの「#8 TSUYAMA CHOCOLATE STOUT(津山チョコレートスタウト)」、イグサの風味のピルスナー「#48 HAYASHIMA IGUSA PILSNER(早島い草ピルスナー)」。県内の各地域をイメージした商品名には、各地域の市内局番の頭文字を付ける。提供するサイズは250ミリリットル(550円~)、350ミリリットル(700円~)の2種。飲み比べ向けに全5種類を150ミリリットルずつのセットにした「5種類ビアフライト」(1,500円)も用意する。
赤城惣一社長は「もともとクラフトビールが好きだったこともあり、コロナ禍で大きなダメージを受けた飲食業界を長期的に盛り上げたいという思いからビール醸造を決めた。外販に注力し、飲食店の役に立ちたい」と話す。「地元・岡山から世界水準のビールを作ることを目指している。クラフトビールならではの味わいや多様性を楽しんでほしい」とも。
営業時間は13時~18時。日曜・月曜定休。