期間限定かき氷店「月桃(げっとう)パーラー 本店」(倉敷市広江2、TEL 080-1911-6221)が7月15日、倉敷・広江に移転オープンした。
連島の大平山で桃農園を経営する竹内潔忠さんが、白桃の収穫時期に合わせて1カ月限定で営業する。
これまでは知人の土地を借りながら福田町古新田、東塚、連島と数年ごとに出店場所を変えてきたが、12年目の今年は自身の所有する土地を新たに「本店」として出店した。昨年オープンした児島店(児島味野)も営業を続ける。
かき氷(小=350円、中=550円、大=750円)は、竹内さんが育てた白桃を使ったピーチをはじめ、ブドウ、レモン、ブルーベリー、ブラックベリー、イチジク、キンカン(以上岡山県産)、マンゴー、パッションフルーツ、パイナップル(以上沖縄県石垣島産)、イチゴ(奈良県産)など15種類前後を用意する。2種類のシロップを選べる「ハーフ&ハーフ」、ミルクのトッピング(以上追加50円)などのオプションも用意。全てのシロップは竹内さんが毎朝仕込む。
本店を設けた土地は傾斜のある山林だったため、竹内さん自身がチェーンソーなどを使い7カ月かけて切り開いた。下水道をつなげて水洗トイレを設置し、店舗も自分で建てた。「今後は移転することなく、毎年ここで営業する」と竹内さん。「子どもや孫を連れてくる客が多い。ちょっとした夏の思い出を作ってほしい」と話す。
営業時間は10時~18時。8月20日まで。