観光客向け時間制休憩所「デニムロッジ」(倉敷市児島味野1、TEL 070-5566-2447)が児島ジーンズストリートにオープンして1カ月がたった。
地域特産品のデニムをコンセプトにしたツーリストラウンジとして9月13日にオープンした同施設。築50年以上の診療所兼住宅を「倉敷市まちづくり基金」を活用してリノベーションした。デザインや商品企画などを手がける地元企業のガラクタス(同)が経営する。
共有スペースには、デニム関連書籍や観光案内資料を置き、Wi-Fi、電源、フリードリンクなどが利用できる。2階には4~6人のグループで使える個室や、トイレ、授乳・オムツ替えスペースなども備える。飲食物の持ち込みもできる。
同施設管理人を務める黒明立暉さんは「買い物中の家族や友だちを待ったり、次に訪れる場所や飲食店を探したり、地元の人と交流したりと、さまざまな使い方ができる。このエリアは座って休める場所が少ないので、児島観光を楽しく快適なものにするお手伝いができれば」と話す。
「ワークショップやイベントなども企画して、地域の情報が行き交う場を作りたい」とも。
営業時間は10時~18時。共有スペースの料金は、30分=300円で最大料金1,500円(土曜・日曜・祝日は30分=400円で最大料金2,000円)。小学生未満無料。