和楽器奏者による光と音のエンターテインメント「めばえいずる 倉敷特別公演」が3月2日、「倉敷市芸文館」(倉敷市中央1)で行われる。
倉敷出身の太鼓奏者・山部泰嗣さんが演出を手がけ、昨年秋に東京で公演を果たした同名作品の特別版を、「倉敷音楽祭」のオープニング企画として公演する。山部さんをはじめ、太鼓、鳴り物、笛、箏(こと)、笙(しょう)、篳篥(ひちりき)などの和楽器奏者と舞踊家合わせて12人が出演し、レーザーなどを使った光の演出とともに演奏を披露する。
この公演が倉敷への凱旋(がいせん)公演となる山部さんは「和楽器といっても、それぞれの楽器の歴史や文化は異なるので、調和させて一つにするのは大きな挑戦だった。各楽器のトップ奏者が集まっているので個々の演奏も楽しめる。東京公演で見えてきたものをブラッシュアップして倉敷の皆さんに披露したい」と意欲を見せる。
14時開場、14時30分開演。入場料は、一般=3,000円、大学生以下=500円(当日各500円増し)。