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倉敷・歯科医院の「ポジティブな看板」話題に-きっかけは娘の高校受験

通行人を「ガン歯゛レ!」と励ます看板

通行人を「ガン歯゛レ!」と励ます看板

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 倉敷・中庄駅近くの線路沿いに掲出された歯科医院の広告看板が、おやじギャグを交えたポジティブなメッセージで通行人を励ましている。

オリジナルの「ガン歯゛レ!」は屋根の「!」だけ残る

 看板は約1キロ離れた場所に医院を構える小郷歯科(倉敷市下庄、TEL 086-462-6483)のもの。片面には医院名、住所、電話番号など通常の情報を掲載しているが、反対の面には「ガン歯゛レ!」と大きく書かれている。「歯」に濁点を付けることで「ガンバレ!」と読める。

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 サイズは縦約1メートル×横約2メートル。初めて掲出されたのは6年前だが、今年1月に土地の都合で、人通りの多い道路に面した現在の場所に数メートル移設。看板の向きが変わり、位置が高くなったことで、踏切を自動車で通行する人の目にも付きやすくなった。

 このメッセージを考案したのは院長の小郷邦治さん。「きっかけは8年前。高校入試を受ける娘を応援するため、100円ショップで買ったポリカーボネートの板とクラフトテープで『ガン歯゛レ!』のメッセージを手作りし、線路に面した医院の壁に貼り付けた。作るのに1時間ぐらいかかった」と振り返る。「入試当日に電車から見てもらうために作ったのだが、娘に気付いてもらえたのは受験後の帰りの電車からだった。入試には受かったので結果的によかった」と父親らしいエピソードも。

 現在、医院の壁に作ったオリジナルの「ガン歯゛レ!」は、屋根の上の「!」がかすかに残って見えるだけだが、掲出当時は来院者たちや電車通学する娘の友人たちに好評だったため、看板にも採用したという。「『あの看板を見ると励まされる』と患者さんに言われることも少し増えたようだ。見えやすい場所に移設してよかった」と小郷さん。