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倉敷・美観地区に人力車-街に新たな光景、「倉敷の魅力、発信したい」

俥夫で店長の島戸定信さん

俥夫で店長の島戸定信さん

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 倉敷・美観地区で、人力車の観光案内サービス「えびす屋」(倉敷市本町、TEL 086-486-1400)が始まり3カ月が過ぎた。笑顔で人力車を引く「俥夫(しゃふ)」の姿が、新たな倉敷の風景として定着しつつある。

観光客を乗せて川沿いを案内

 3月9日に営業を始めた同サービス。本拠地を京都市に構え、鎌倉、浅草、宮島など全国10カ所でサービスを展開する。人力車は2人乗りで、約1キロを「1区間」として、要望の区間数に応じたさまざまなコースを提供する。「有名な川沿いだけではなく、東町や大橋家住宅など広範囲にわたって案内できる。駅までの送迎にも対応する」と、俥夫で店長の島戸定信さん。「人力車での案内に限らず、阿智神社、大橋家住宅などの施設内に同行して観光案内することもできる。観光ガイドブックに載っていない穴場スポットや、いい写真スポットも知っている」とも。

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 俥夫10年目の島戸さんは、これまで京都嵐山、由布院、門司港などで俥夫を務めてきた。5年前に初めて倉敷を訪れ「ここで人力車を引きたい!」と思ったという。プライベートで何度も足を運び、ボランティアガイドを利用して倉敷の歴史に触れた。

 毎日、営業時間の前後にはトングを持ってごみ拾いをする。近所の人には笑顔であいさつすることを心掛け、街のイベントや会合に進んで参加する。「他の街に比べ、倉敷はごみがほとんど落ちていないことに驚いた。住む人たちがこの街をとても大切にしていることが伝わってくる。街の方々と一緒に倉敷の魅力を発信していきたい」と島戸さん。

 営業時間は9時~日没。1区間あたりの料金は1人=2,000円、2人=3,000円。貸し切りプランも用意する。