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倉敷で地元工芸作家36組が展示販売イベント-作家ら「交流」目的に

実行委員を務める陶芸作家の三宅玄祐さん

実行委員を務める陶芸作家の三宅玄祐さん

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 倉敷芸文館広場で6月1 日・2日、地元工芸作家による展示販売イベント「made in Kurashiki in くらしき」が開催される。

3000人が来場した昨年の様子

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 倉敷で活動する作家たちの存在を地域の人たちに広め、地元作家同士の交流を深めることを目的として開催。昨年同時期の初開催では、2日間で3000人が来場した。

 陶芸、ガラス、金工、木工、刃、革、布、書、絵画など多ジャンルにわたる作家36組が出展。「倉敷でやることの意味を考え、あえて出展者を『倉敷在住または倉敷を拠点に活動する作家』に限定した」と、実行委員を務める陶芸作家の三宅玄祐さん。「ただ作品を並べるのではなく『オープンギャラリー』という考え方で、各作家のブースごとに個性を打ち出した空間になる。作品が売れればもちろんうれしいが、来場者とのコミュニケーションや作家同士の交流を大切にしたい」と三宅さん。

 ワークショップのコーナーも開設。白土で自由な色、模様、サイズのボタンを5個程度作り、焼き上がったボタンが後日郵送される「オリジナルのボタンを作ろう」(送料込み1,000円)、コンパクトな竹とんぼを組み立てて塗装する「時には親子で竹トンボ」(500円)。

 飲食コーナーには、「リストランテ収穫月(みのりづき)」(中島)、「ル・ソレイユ」(中帯江)、「惣菜styleだべーる」(川入)、「玄米食堂 元気屋」(美和)など、市内に店舗を構える店が出店する。

 「地元の作家同士といっても普段会う機会は少ないので、このイベントがジャンルを越えた作家同士の交流の場になる。昨年の初開催がきっかけでグループ展の開催につながったケースもあり、今後もさまざまなコラボレーションが生まれる可能性に期待できる」と三宅さん。「梅雨入りしてしまったが、当日は晴れるように祈っている」とも。

 開催時間は10時~16時。雨天決行。

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