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「ジーンズの聖地」岡山でデニム展-国産ジーンズやデニム雑貨1500点展示販売

ダメージ加工を施したジーンズ

ダメージ加工を施したジーンズ

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 倉敷・美観地区の老舗ホテル「アイビースクエア」(倉敷市本町)内にある多目的施設「アイビー学館」(TEL 086-424-0517)で現在、国産デニムイベント「DENIM on LIFE(デニムオンライフ)」が開かれている。

時代を感じさせる80年代のジーンズ広告

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 「国産ジーンズ発祥の地」と呼ばれる岡山のデニム産業の現在を歴史とともに紹介する同イベント。ビッグジョン、ベティスミス、ボブソン、岡山デニム協同組合の加盟メーカーなど17社が参加しデニム製品約1500点を展示販売。パンツやシャツのほか、デニム生地を使った生活雑貨や小物なども並べる。

 国産デニムの歴史を紹介するコーナーでは、日本縫製(現ビッグジョン)が1965(昭和40)年にアメリカ製生地を使って商品化した国産ジーンズ第1号モデルや、1973(昭和48)年にクラボウ(倉敷紡績)と共同開発した国産生地を使って商品化した「純」国産ジーンズ第1号モデルなどを展示。70~80年代に使われた大型の広告ポスターなども展示する。

 「国産ジーンズを作って日本のジーンズ文化を築き上げたメーカー、ビンテージ加工やダメージ加工などを取り入れて大量生産ではない独自路線を開拓したメーカー、生活雑貨や小物などの切り口からジーンズ以外のデニムの可能性を提案するメーカーなど、これだけの個性的なメーカーが集まることは珍しい。各製品の手触り、履き心地の違いなどから、それぞれのメーカーの技術の特徴を感じてもらえれば」と同ホテル企画部文化事業課の森貴彩さん。

 開催時間は9時~17時。入場無料。3月30日まで。

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