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倉敷・美観地区に焼き菓子店-仏産発酵バター使うスコーンやサブレなど

焼き菓子店「Crescent」の外観

焼き菓子店「Crescent」の外観

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 倉敷・美観地区の本通り商店街に焼き菓子店「Crescent(クレセント)」(倉敷市阿知2、TEL 086-421-0067)がオープンして1カ月が過ぎた。経営は2軒隣のパン店「Boulangerie mugi(ブーランジェリー ムギ)」(同)などを経営する「麦」。

焼き菓子店「Crescent」の水玉クッキー

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 5月13日にオープンした同店。以前から「Boulangerie mugi」で製造・販売していた焼き菓子を独立した店舗で販売する形になる。「パンは日常のもの、焼き菓子は非日常のものとターゲットが異なるので、種類を増やして個別に展開した」と店主の三宅十利さん。「パリのようなヨーロッパ風の店作りを意識した」という店内に、フィナンシェなどの焼き菓子20種以上を並べる。「三日月」を意味する店名は、最近まで同場所でアクセサリーやインテリア雑貨を販売していた関連店のものを引き継いだ。店舗面積は3坪。

 主な商品は、フランス産の小麦を使った「サブレ」(プレーン、抹茶、ショコラ、アールグレイ)、天然酵母を使った「スコーン」(チョコ、クランベリー、大納言と栗、抹茶とホワイトチョコなど)などで、いずれもフランス・イズニー社のA.O.P.発酵バターを使う。卵と乳製品を使わない「ベジココアクッキー」(以上180円)や「焼き菓子の詰め合わせ」(1,000円~)なども用意。「ショートニング、マーガリン、ベーキングパウダーなどは使わない。フランス産の最高級の発酵バターを使うなど、風味にこだわって素材を厳選した」と話す。

 営業時間は8時30分~18時。月曜定休。

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