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倉敷・美観地区の観光文化施設に屋外テーブル新設 施設内カフェの集客効果も

倉敷物語館に新設されたガーデンテーブル

倉敷物語館に新設されたガーデンテーブル

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 倉敷・美観地区の観光文化施設「倉敷物語館」(倉敷市阿知2、TEL 086-435-1277)の庭にガーデンテーブルが設置されて約半年が過ぎ、施設内のカフェ「みんなのぽっ♪カフェ」(TEL 086-435-1271)の利用客増加など効果が表れている。

「みんなのぽっ♪カフェ」外観

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 ガーデンテーブルはパラソル付きで、椅子4脚とのセット。「美観地区にはゆっくり座れる場所が少ない」という近隣住民や観光客からの声に応える形で昨年11月、3セット12席分を新設した。同施設内に以前から設置されていたベンチと同様、飲酒と喫煙以外であれば誰でも自由に使えるスペースとなっている。

 それに伴い同カフェでは、注文したドリンクやスイーツをガーデンテーブルでも食べられる「お庭カフェ」を始めた。主なメニューは、コーヒー、紅茶、ジュース、季節のシフォンケーキなどで、ガーデンテーブルで飲食する場合は事前会計制となる。

 「これまで『入りにくい』と思っていた方や、カフェがあること自体知らなかった方にも、注文してもらえる機会が増えたように感じる。ガーデンテーブルをきっかけに、以前からあったベンチでカフェメニューを利用する方も増えた」と同カフェ責任者の三谷早由利さん。

 「日よけのパラソルがあるのでゆっくり休んでいく人が増えて、施設内の人の流れが変わった。カフェメニューを利用せずに休憩するだけでもいいので、くつろいでいただければ」とも。

 開館時間は9時~21時。カフェの営業時間は10時~18時。入場無料。

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