倉敷・美観地区の複合商業施設「林源十郎商店」(倉敷市阿知2、TEL 086-423-6010)で8月29日、北欧発祥のイベント「クリーニングデイ in 林源十郎商店」が行われる。
クリーニングデイは、「リサイクルのハードルを下げる」「地域交流」を目的に2012年からフィンランドで年2回開催されているリサイクル・カルチャー・イベント。国内でも、2014年5月から行われており、今年5月には40会場で開催された。日本ではさらに「アップサイクル・マーケット」というコンセプトを掲げ、古い不要なものに新しい価値を付け生まれ変わらせることを目指している。同所での開催は今年5月に続き2回目。
同所で行うのはフリーマーケットとワークショップ。フリーマーケットは、倉敷の古民家などから譲り受けた古い食器や生活具を販売する。前回は午前中に売り切れたという。
ワークショップは、プロダクトデザインを手掛けるwarisasiの湯浅亮さんを講師に迎え、参加者それぞれが持ち寄ったお気に入りの布や思い出の布を使った「貼り箱作り」を行う。参加者は30センチ×30センチが取れる布4枚とはさみを持参し、はがきが入るくらいの箱(11センチ×16センチ×5センチ)を2つ作る。
同イベントを運営する「暮らしき編集部」広報の難波美智子さんは「赤ちゃんの時の服、亡くなった方の服など、思いのある布があればぜひこの機会を生かしてほしい。親子での参加も歓迎しているので、夏の思い出作りになれば」と参加を呼び掛ける。
開催時間は、フリーマーケット=10時~18時、ワークショップ=10時30分~12時・13時~14時30分。ワークショップの参加費は1,500円(親子参加の場合は小学生以下無料)。