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倉敷の手作りパン店「イーゲル」1周年-地元出身店主、新商品販売にも意欲

笑顔で迎える妻の横畑倫江さん

笑顔で迎える妻の横畑倫江さん

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 倉敷・岡山学院大学前にあるパン店「boulangerie Igel(ブーランジェリー イーゲル)」(倉敷市有城、TEL 086-441-3379)が今月、オープン1周年を迎えた。

迷うほどの種類が並ぶ店内

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 同店店主の横畑昌宏さんは矢掛町出身。広島のパン店で10年以上経験を積んだ後、昨年6月26日に独立開業した。妻の倫江さんと2人で運営している。「おしゃれに作り込めそうな物件だったから」と同所での開業を決めた。パン店を前面に出す大きな看板はあえて掲げず、木を基調としたシンプルな空間づくりにこだわる。25平方メートルの店舗に、7席のイートインスペースを設ける。

 食パン、菓子パン、デニッシュ、スコーン、ラスク、ハード系パンまで、幅広いジャンルの約60種類のパンを毎日並べる。中でも、生クリームとカスタードを合わせたクリームをたっぷり入れた「クリームホーン」(100円)、「クロワッサン」(130円)、「ショコラクロワッサン」(140円)、ライ麦を使った「バゲット」(300円)、季節のフルーツを載せた「デニッシュ」(200円~)、「ピスタチオのフランスパン」(180円)などが人気だという。

 フランス産の小麦粉を使っているが「毎日食べてもらいたいのでギリギリまで価格を抑えている」と横畑さん。幅広いラインアップと抑えた価格が口コミで広がり、現在では小学生からお年寄りまで幅広い客層に支持されているという。「とにかくおいしいパンを。もっと種類も増やして、1人でできる限界に挑戦したい」と2年目の抱負を語る。

 営業時間は7時~19時。火曜定休。6月29・30日、7月1日の3日間は、1周年記念祭として300円以上購入の客に数量限定で「プチシェルとひかり麦茶のセット」を進呈するほか、期間中のレシートを7月4日~9月30日、5パーセント引きのクーポン(1回有効)として受け付ける。

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