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倉敷のカフェが自家製コーラ オリジナルスパイスときび砂糖で

店主の大江恭平さんとパートナーの原千尋さん

店主の大江恭平さんとパートナーの原千尋さん

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 倉敷・南町のカフェ「coffee & more Scarecrow(コーヒー・アンド・モア スケアクロウ)」(倉敷市南町、TEL 090-9502-8895)が5月、自家製「きび糖コーラ」の提供を始めた。

ツートンカラーで提供される「きび糖コーラ」

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 「コーヒーとおやつのカフェ」をコンセプトに、店主の大江恭平さんがハンドドリップで入れるコーヒーと、パートナーの原千尋さんが手作りしたケーキや焼き菓子を主力とする同店。大江さんが「コーヒーや紅茶を飲まないお客さまでも楽しめるような独自のソフトドリンクを提供したい」と同メニューの開発を思い立ち、約2週間の試作を経て提供を始めた。

 「小さいころから親に『子どもはコーラを飲むな』『骨が溶ける』などと言われて育ったので、自分自身そんなにコーラを飲むわけではないが、あえて添加物不使用の自家製コーラを作ってみたら面白いのではと思った」という大江さん。オリジナルのシロップは、カルダモン、シナモン、クローブ、バニラビーンズ、ブラックペッパーなどのスパイスとかんきつ系フルーツを煮込んで作る。砂糖は、同店の自家製スイーツと同様、上白糖ではなくきび砂糖を使う。

 同メニューは、上部に透明な炭酸、下部に淡いゴールドカラーのシロップが沈んだツートンカラーの状態で提供する。「かき混ぜてから飲んでいただく形になるが、色も楽しんでもらえれば。市販のコーラっぽくない見た目だが、一口飲んで『あ、コーラの味だ』と言ってもらえるのがとても楽しい」と大江さん。

 「夏に向けて、さわやかな味付けに仕上げた。現在の味が完成ではなく、常に研究しながらマイナーチェンジを加え、よりよいものにしていきたい」と意欲を見せる。「きび糖コーラ」は500円。

 営業時間は10時~21時。

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