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倉敷・南町に「スケアクロウ」 コーヒーと自家製スイーツ主力に

店主の大江恭平さん

店主の大江恭平さん

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 倉敷・南町にカフェ「coffee & more Scarecrow(コーヒー・アンド・モア スケアクロウ)」(倉敷市南町)がオープンして1カ月が過ぎた。

店内の様子

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 11月25日にオープンした同店。「コーヒーとおやつのカフェ」をコンセプトに、ハンドドリップで入れるコーヒーと、手作りのケーキや焼き菓子を提供する。店舗面積は約40平方メートル。席数は15席。カウンター席とテーブルには電源コンセントを備える。

 主なドリンクメニューは、「スケアクロウブレンド」(430円)、「今月のストレート」(450円)、「かかしのカフェオレ」(500円)などのコーヒーをはじめ、県産和紅茶「高梁紅茶」(450円)、ココア(500円)、バナナジュース(450円)などを用意する。

 スイーツメニューは、小麦粉不使用の「ガトーショコラ」、2種のチーズを使った「チーズケーキ」、「気まぐれタルト」(以上450円)、「マフィン」(280円~)、「ビスコッティ」(250円)などで、「ケーキセット」(780円)、「かかしのおやつセット」(850円)など、ドリンクとのセットメニューも用意する。

 同店オリジナルのブレンドは、「BESSO COFFEE BEANS」(岡山市南区)が焙煎(ばいせん)した豆を使う。「深入りの豆を使い、酸味よりもコクと甘みを重視し、毎日飲んでも飽きないブレンドを目指した」と店主の大江恭平さん。「ケーキは、コーヒーとの相性を意識して全体的に甘さを控えめに仕上げている。自分が食いしん坊なのでケーキは大きめ、コーヒーは大きめのマグカップで提供している」とも。

 10代の時に喫茶店で働いたことをきっかけにコーヒーの勉強を始めた大江さん。服飾系の学校を出た後、地元・児島のアパレルメーカーで働いた。自分の大好きなコーヒーと服飾を絡めた「カフェから始まるブランディング」を志し、「コーヒー屋発信のアパレル展開」も視野に入れる。「ここで毎日コーヒーを飲んだり、自宅で当店の豆を使ってコーヒーを入れたり、当店のエプロンを着けて料理したりと、皆さんの生活の一部に溶け込んだ存在になりたい」と意欲を見せる。

 「習い事の帰りや仕事の休憩時間に『ちょっと寄ってマフィンでも買っていこうか』という感じで、気軽に利用してもらえれば」と来店を呼び掛ける。

 営業時間は10時~21時。

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