8月26日・27日に東京・渋谷で開催された「うどん天下一決定戦 2017」で、「倉敷うどん ぶっかけ ふるいち」(倉敷市阿知2、TEL 086-425-3200)が2年連続の優勝に輝いた。
全国から15店舗が出店し、来場者の5段階評価による投票で日本一のうどん店を決める同イベント。前身の「U-1グランプリ」から数えて今年で5回目。昨年は約10万人を動員した。
同店が提供したメニューは、温・冷いずれかのぶっかけうどんに瀬戸内海産の小エビの唐揚げ、下津井産タコの天ぷら、連島ゴボウのかき揚げを付けたセット(500円)。古市了一社長は「温かいぶっかけと冷たいぶっかけ、お客さまのお好みで選べるようにした。『とにかくうまいものを出そう』と徹底的に品質にこだわった」と話す。
「今回は初参加の店舗も多く、レベルが高かったので勉強になった。参加経験のある店舗も新商品を開発するなど、この大会への情熱を感じた。参加店舗同士がライバル心をむき出しにせず、同じうどん道を志す仲間として励まし合い、非常にいい雰囲気の中で頑張ることができた」とも。
「結果として1位になったことはもちろんうれしいが、いつか東京に出店する日のためにも関東の人にもっと『ぶっかけ』を知ってもらいたい。もっとファンを増やし、倉敷をアピールするために、来年もチャレンジャーとして臨みたい」と意欲を見せる。