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倉敷・白楽町にカフェ「パス」 健康志向のメニュー主力に

店主の岡田加代子さん

店主の岡田加代子さん

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 倉敷・白楽町に「無添加cafe Path(パス)」(倉敷市白楽町、TEL 080-3885-6100)がオープンして半年がたった。

店内の様子

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 今年4月にオープンした同店。「病気を予防するうえで、人間が本来持っている力を妨げない食事」を意識したメニューを展開する。店舗面積は10坪。席数は16席。

 主な食事メニューは、「ひよこ豆の発酵カレー」(単品=900円、セット=1,200円)、「玄米おにぎりのチーズ春巻き」(同単品=400円、同セット=950円)。「おからのくるみパンセット」(240円プラスドリンク50円引き)など。カレーは無農薬玄米、米粉、おからパウダー、自家製甘酒、みそなどを使い、油脂などの動物性原料は使わない。ドリンクは、玄米コーヒー、ジンジャーティー(以上450円)、豆乳甘酒(470円)など。

 店主の岡田加代子さんは、元々アロマセラピーを手掛けるなど「健康への関心は高かった」という。約5年ほど前、自身の病気をきっかけに植物性乳酸菌を使った「おからのくるみパン」を作るように。「最初は自分が食べるため、体だけでなく気持ちも元気になるために作り始めた。それが口コミで広がり、注文を受けて販売するようになった。そこからのさまざまな縁で今回の出店につながった」と話す。

 原点となった「おからのくるみパン」は直径約17センチのホールサイズ(1,800円、ハーフ=900円)も用意し、店頭での予約販売のほか、オンラインでも販売する。

 店内では毎月、音楽演奏会、ハーバリウム作り、筆文字体験などのワークショップやイベントを行う。「さまざまな縁で出店につながったので、人と人をつなげる役割を担いたい。語り合える場を作ることで、みんなの元気につながっていけばうれしい。体も心も元気になれる場所にしたい」と展望を語る。

 営業時間は10時~19時。

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