倉敷をはじめとする岡山県内の飲食店17店で現在、「備中ジビエ料理コンテスト」が開かれている。
2回目を迎える同コンテスト。参加各店が、県産のシシ肉、シカ肉を使ったオリジナルのジビエ料理を考案し、ジビエ料理の魅力を発信する。
投票方法は2種類。ジビエ料理を食べた際に店舗の投票用紙で投票するか、コンテストのフェイスブックページで気に入った料理写真に「いいね!」を付けて投票する。上位の店舗は、来年2月24日に倉敷アイビースクエアで行われる最終選考会へ進む。
主な参加店舗とメニューは、「しし肉みぞれのお蕎麦」(トラットリア自家製蕎麦 武野屋)、「イノシシの五香角煮」(馳走屋 菜乃花)、「野菜たっぷりのジビエカレーセット」(倉敷中島屋)など。
コンテスト事務局の岡野智博さんは「初開催の昨年も料理の質が高く、ジビエ料理初体験の方からも好評価を得ることができた。料理に携わる人たちも強い関心を持って取り組んでくれているので、ジビエ食材を安定供給できるようなネットワークづくりにも力を入れていきたい」と話す。
「食べておいしいと思ってもらうだけでなく、自然と人間の関係や命の大切さを考えてもらうきっかけにもなれば」とも。
料理の提供時間は店舗ごとに異なる。料理の提供と投票の締め切りは12月15日まで。