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倉敷・児島の雑貨店「モコ」1周年 雑貨と食の記念イベントも

「ZAKKA MOKO」店主の平尾典子さん

「ZAKKA MOKO」店主の平尾典子さん

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 倉敷・児島下の町の雑貨店「ZAKKA MOKO(モコ)」(倉敷市児島下の町7、TEL 086-454-5780)が5月28日、オープン1周年を迎えた。

店内の様子

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 「人とモノと想(おも)いが集まる場所」をコンセプトに、店主の平尾典子さんがセレクトした作家ものの雑貨を並べる同店。店舗は平尾さんの曽祖父が経営していた縫製工場の寄宿舎を改装し、2階で雑貨店、1階でレンタルスペースを運営する。店舗面積は30平方メートル。店名は平尾さんの2人の子どもの頭文字を組み合わせて付けた。

 「実用性、デザイン、色味、風合いなどにこだわった店主のお気に入り」を基準に、県外の作家による作品を中心に取り扱う。平尾さんは「雑貨が大好きなのでネットで買うこともあるが、色味が想像と違ったり、写真には写らない裏側が想像と違ったりすることもある。実物を手にとって見られる場所が近くになかったので、自分で店をやってみようという気持ちが生まれた」と出店のきっかけを振り返る。

 取り扱うのは「cabsoap」の天然素材石けん、「jyuraku-sha」の和紙雑貨、「ito to katachi」のアクセサリーなどで、食器、ガラス、布、革、子ども服、ポストカードなど幅広く取りそろえる。平尾さんの母・京子さん手作りの「トンガリ帽子」は「子どもに人気」という。

 「表通りにあるわけでもないのに、この1年間でお客さまが来なかった日が一度もなく感謝している。小さい頃に遊び場だった思い入れのある場所なので、この建物を含めて好きになってくれる人もいてうれしい」という平尾さん。「商品を手にとりながら、自分のお気に入りや大切な人への贈り物を見つけてほしい。まだあまり知られていないので、取り扱っている作家さんのためにもイベント出店や企画展を通じてアピールしていきたい」とも。

 6月3日には1周年記念イベント「moko picnic」を行う。ドライフラワー、木工、アクセサリーなどの作家のほか、カレー、ベーグル、パン、コーヒーなどの飲食ブースが出店する。

 営業時間は11時~18時。火曜・木曜、第2・4日曜定休。

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