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倉敷のカフェで新見産食材使い期間限定ランチ-地域情報誌とコラボ

「じゃらじゃらカフェ」シェフの島岡大樹さん

「じゃらじゃらカフェ」シェフの島岡大樹さん

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 倉敷・美観地区のとんぼ玉ギャラリー&カフェ「じゃらじゃらカフェ」(倉敷市阿知2、TEL 086-441-9571)が現在、新見市の食材を使った「新見ランチ」を期間限定で提供している。

新見産ピオニーポークを使った「ピオニーポークのグリエ」

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 今年7月に2周年を迎えた同カフェ。築200年の蔵を改装した店舗は、広さ60平方メートルで席数は17席。同ランチで提供するのは、倉敷市を流れる高梁川の70キロ上流に位置する新見市で生産された食材を使った「バンビーノトマトとソーセージのパスタ」、「ピオニーポークのグリエ」、「草間産蕎麦粉のガレットランチ」(以上1,800円)。テリーヌ、漬物、スープ、パン、サラダ、ドリンク付きで、1日10食限定。食材には安達商店の「草間蕎麦粉」、果実工房クニファームの「バンビーノトマト」、新見食肉の「ピオニーポーク」、健康王国のソーセージ、TETTAの赤ワインなどを使う。

 きっかけは同カフェで今年4月に行われた新見産・竹の谷蔓牛(つるうし)の食味会。黒毛和牛のルーツとされる蔓牛の味にシェフの島岡大樹さんが感動。新見産食材への興味が高まったという。これを聞き付けた岡山の生活情報誌「Osera(オセラ)」編集部が新見産食材を使った限定ランチを提案。共同企画としてシェフと一緒に各食材の産地を訪問し実現した。「産地で試食した時、素材の力を感じた。新見はとても広く各生産地も離れている。これらを倉敷で料理として一度に味わえるのがこの企画のポイント」と同誌編集部。同ランチの詳細は発売中の同誌爽秋号の特集「ランチ、こころよし」にも掲載される。

 島岡さんは「それぞれ個性の強い食材がそろったので、けんかしないようベストな組み合わせを考えて行き着いたのがこの3種の料理。料理のインスピレーションも湧きやすく、食材の持つ力に助けられる部分もある。この料理をきっかけとして新見にも直接足を運んでほしい」と話す。

 営業時間は11時~21時(ランチは11時30分~15時)。水曜定休。10月24日まで。

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