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倉敷・美観地区で「絵大好き展」-年代を超えた22人が力作披露

「ギャラリー 十露」外観

「ギャラリー 十露」外観

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 倉敷・美観地区の「ギャラリー 十露」(倉敷市本町3、TEL 086-423-2577)本館で現在、画家・岡本直樹さんが主催する絵画教室の生徒たちによる企画展「絵大好き展」が開かれている。

約40点以上の力作が並ぶ

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 岡本さんが指導する3カ所の絵画教室から全生徒22人が参加。約40点の力作を展示する。生徒の年齢層は19歳~60代後半。ジャンルは風景画、静物画、自画像、名画の模写など多岐にわたり、使う画材もさまざま。14日に行われたオープニングパーティーでは、異なる教室の生徒同士が初めて対面、交流を深めた。

 「教室では課題を出し、技術的なポイントや画材の特性などを指導するが、生徒がどの画材を使うのかは自由。自分に合った画材を決めるのに1年ぐらいかかることもある」と岡本さん。「ジャンルの幅も広く堅苦しくない展示なので、見る方も楽しめると思う」と話す。

 倉敷市出身の岡本さんは、倉敷市街を上空から俯瞰(ふかん)した視点で描く鳥瞰(ちょうかん)図に取り組んでいることでも知られており、倉敷駅前や美観地区の観光案内板、観光案内冊子などに採用されている。「2002年に倉敷に戻ってきた時、街の変わりように驚きスケッチや写真で残そうとしたが、もっと包括的な方法で記録しようとして鳥瞰図にたどり着いた」と話す。現在は、1963(昭和38)年の倉敷市街を再現した鳥瞰図に取り組んでいる。

 開館時間は10時~17時。入場無料。11月20日まで。

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