倉敷の多目的施設「ライフパーク倉敷」(倉敷市福田町古新田)で3月30日、参加型音楽イベント「リズムであそぼう」が開かれる。主催は倉敷未来音楽祭準備企画実行委員会。
子どもたちに音楽を通した学びと体験を提供することを目的に開かれる同イベント。小学生を主な対象としたワークショップとコンサートを行う。
コンサートには、津軽三味線、尺八、鳴り物の和楽器ユニット「SUN蕊(さんずい)」、アフリカの伝統楽器マリンケ奏者で「サッカーキリンカップCMテーマソング」の作編曲などで知られるマムドゥ・ジャバテさん、「弓交響楽団」の団長を務めるほか、広島交響楽団、岡山フィルハーモニック管弦楽団などで演奏活動を行うバイオリン奏者・田中郁也さんの3組が出演。コンサートに先立って行うワークショップ「太鼓であそぼう」では、「SUN蕊」で鳴り物を担当する美鵬直三朗さんが伝統楽器の太鼓を指導する。
「日本の伝統音楽、アフリカの民族音楽、西洋音楽と幅広いジャンルがそろっているのが特徴。子どもたちがプロのアーティストと接しながら演奏を聴ける機会を定期的に提供することで、将来的には倉敷を『音楽の都』に育て上げていきたい。次回は8月と11月に開催する予定。小学生は無料なのでぜひ参加してほしい」と実行委員の佐藤勝司さん。
コンサートの開催時間は18時~20時。料金は、小学生無料(先着100人)、中・高・大学生=1,000円、一般=2,000円。事前申し込みが必要。問い合わせは実行委員会事務局(TEL 090-2001-3251)まで。