倉敷・稲荷町の旧「山陽鶴横丁」(倉敷市稲荷町)に7月25日、飲食店15店が同時オープンし、昭和中期の飲食街を再現した「クラシキゴールデン横丁」として生まれ変わった。
同横丁は、昭和40年代初期に作られにぎわいを見せた約250坪の飲食店街。近年は老朽化が進み、2店舗のみ営業を続けていた。今年3月、市内で事業を営む経営者ら3人が地域活性化を目的に「川西・稲荷町再生実行委員会」を結成。賛同する20~40代の経営者らが集まり、バー、居酒屋、すし屋、焼き肉店、ラーメン店など15店の同時出店が実現した。
「改装にあたり、昭和の古い雰囲気を残しつつ、汚くならないように心掛けた。旧横丁の姿を知っている世代の人には懐かしんでもらい、若い人には映画『ALWAYS 三丁目の夕日』のような雰囲気を体験してもらいたい」と同実行委員会広報の才野剛さん。現在、空きのある3店舗分のスペースについても出店に向けて調整中という。
営業時間は店舗ごとに異なる。