倉敷・水島に讃岐うどん店「うどんの郷」(倉敷市北畝7、TEL 086-455-1789)がオープンして3カ月が過ぎた。出店場所はドラッグストア「コスモス」の駐車場部分。
昨年10月7日にオープンした同店。「香川のうどん粉で練った本場のうどん屋」をコンセプトに、元クレーン運転手の三宅弘さんが出店。店舗面積は11坪で、席数は16席。
メニューは、かけうどん(390円)、「ざるうどん」「月見うどん」(以上420円)、「わかめうどん」「釜揚げうどん」(以上450円)など。大盛りは100円増し。
20年前、仕事帰りに食べたうどんの味に感動し、その味を再現するために独学でうどん作りの研究を始めたという三宅さん。仕事が休みの日は必ずうどんを打ち、「子どもたちに『うどんはもう食べたくない』と言われた」と振り返る。3年前に退職した後も研究を重ね、「昨年やっと納得のできるうどんが完成したため、家族の反対を押し切って」出店を決意。店舗の設計は建築士の次男が担当した。
「これまで何人もの客が『こんなにおいしいうどんは初めて食べた』と言ってくれた。その言葉が続けていく支えになっている。一人で来店した客が、家族や子どもを連れて再訪してくれるのもうれしい」と三宅さん。「コシのある本格的なうどんを味わってもらえれば」と呼び掛ける。
営業時間は11時~15時。木曜定休。