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倉敷にアンティーク雑貨店「こきーゆ」-女性古物商が「思い出の地」で再開

「こきーゆ」は「貝殻」を意味する「couquille」から

「こきーゆ」は「貝殻」を意味する「couquille」から

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 倉敷アイビースクエアの向かいに6月8日、アンティークとレトロ雑貨の店「こきーゆ」(倉敷市船倉町)がオープンする。

懐かしの…

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 フランス語で「貝殻」を意味する「couquille」から名付けたという同店。「浜辺で貝殻を拾い集めるように、この店でもすてきな宝物を探してほしい」という思いを込めたという。食器類、瓶、缶、椅子などの家具、インテリアに使える小物、文具など、手頃な価格で買えるアンティークを取りそろえるほか、レトロな雰囲気の雑貨も取り扱う。店舗面積は約40平方メートル。オープン当初は店の造り込みも並行して行うことから、同日より「プレオープン」と銘打ち営業する。

 店を出した場所は、店長の貫地谷麻由子さんが20歳の時から5年間、アンティークショップ「Antiques-flax」を運営していた場所。東京への転居と共に閉店した後は、貫地谷さんの父が古美術店「韋駄天」を運営していたが、移転に伴って店舗が空くことから、10年ぶりに思い出の場所で新しい店を開くことになった。

 貫地谷さんは、倉敷芸文館で年4回開催している骨董(こっとう)・アンティークのイベント「倉敷・懐かしマーケット」を1999年の立ち上げ時から主催しており、「古物商かんぢや」として東京在住中も倉敷で活発に活動してきた。今年7月29日にも約60店舗を集めて同イベントを開く。

 店で扱うアンティークは日本中を訪ね回って集める。閉鎖する工場や商店から「引き取ってほしい」と声が掛かることもあるという。「古い物に親しむきっかけになるような店にしていきたい。古道具だけでなく、レトロな雑貨にも力を入れているので気軽に入って楽しんでほしい」と貫地谷さん。

 営業時間は11時~17時。月曜・火曜定休。

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