倉敷の水島緑地福田公園前に7月24日、桃と野菜の夏季限定直売所「月桃(げっとう)パーラー」(倉敷市東塚5、TEL 080-1911-6221)がオープンした。同場所への出店は3年目。
玉島の陶(すえ)で桃農園を経営する竹内潔忠さんが、清水白桃、野菜、自家製ソースのかき氷などを販売する同店。白桃の栽培には除草剤や肥料を一切使わず、草をある程度残すことで土の質を上げる農法を取り入れている。
販売するのは、家庭用の清水白桃(1ケース約15個=1,000円)。「今年は台風が直撃したため収量が昨年の4分の1程度だった」とし、贈答用の清水白桃の受け付けは終了している。野菜は「Sea Side Farm 難波牧場」(下津井)で採れたもので、トマト、ナス、ピーマン、カボチャ、ジャガイモ、タマネギなどを1皿100円で販売する。
自家製ソースのかき氷(大=400円~、小=200円~)は、イチゴ、白桃、マンゴー、ミルクセーキのほか、今年からパイナップル、抹茶、抹茶ミルクを新メニューに加えた。香辛料を利かせたホットドリンク「マサラチャイ」(200円)も提供し、雨の日にかき氷を注文した客には無料で振る舞う。
竹内さんは昨年、連島に新たな土地を借りて桃の木を40本植えた。初収穫は2年後を予定しており、収量は現在の桃農園と合わせて倍になる。「自分が今の農園で桃の栽培を始めてから4年たち、ふかふかの良い土になってきた。これからも高品質な桃作りに取り組んでいきたい」と話す。
営業時間は10時~16時。水曜・木曜定休。8月16日まで。