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倉敷の町家カフェ9店舗で喫茶イベント 県産の生フルーツ使ったメニュー提供

「くらしき桃子」のアフタヌーンティーセット

「くらしき桃子」のアフタヌーンティーセット

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 倉敷・美観地区内のカフェ9店舗で7月10日から、喫茶イベント「倉敷アフタヌーンティー」が開催される。

オープニングイベントで用意されるオリジナルマスキングテープ

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 夕食前に紅茶と軽食を食べる英国発祥の喫茶習慣「アフタヌーンティー」を、「倉敷流」にアレンジした同イベント。「吉井旅館」「kobacoffee」「くらしき桃子」「夢空間はしまや」「キャンドル卓 渡邊邸」など、町家風建築や歴史的建造物を改装した美観地区内の飲食店9店舗が参加し、それぞれが考案したドリンク付きのオリジナルメニュー(2,000円~2,500円)を提供する。

 同イベントは、倉敷観光コンベンションビューローや市が中心となる実行委員会が観光誘致促進を目的に企画。7月と9月は美観地区への観光客数が落ち込む時期であると同時に、桃やブドウなど県産フルーツの最盛期でもあることから、「美観地区ならではの町家風建築」と「旬の県産フルーツ」を柱に、周辺飲食店に参加を募った。

 オリジナルメニューは店舗ごとに異なるが、「2段以上のティースタンドに盛りつける」「加工していない生の桃またはブドウを使う」などの共通条件を満たしているのが特徴。軽食は、「クロワッサンサンド」「フレンチトースト」「アナゴずしのちまき」「いなりそうめん」など、スイーツは、わらびもち、ロールケーキ、ゼリーなど、店舗ごとの特長を生かし、和洋さまざまな軽食とスイーツを用意する。

 実行委員会事務局の岡田美紀さんは「せっかくこの時期に倉敷に来ていただくので、県産フルーツは加工品ではなく生で提供することにこだわった。どの参加店舗もそれぞれ自前でスタンドを用意し、情熱を持ってオリジナルメニューを考案してくれた」と話す。

 「倉敷ならではのアフタヌーンティーを味わい、感動し、ゆっくりと時間を過ごしていただきたい。できれば今後も継続していき、倉敷ならではの『アフタヌーンティー』を定着させていきたい」とも。

 初日には、倉敷アイビースクエア(倉敷市本町)で白桃の試食や抽選会などを行うオープニングイベントを開く。イベントの様子をSNSに投稿した人には先着順でオリジナルマスキングテープを進呈する。会期中も各店舗で音楽コンサート、和菓子の手作り体験、フルーツカッティング教室などのイベントを行う。

 イベントメニューの提供時間や価格は店舗ごとに異なる。10日のオープニングイベントは15時~16時。入場無料。9月30日まで。

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