エフエムくらしき(白楽町、TEL 086-430-0600)が現在、新型コロナウイルス感染拡大の緊急事態宣言を受けて苦戦する地元飲食店を支援しようと「テイクアウト応援キャンペーン」を行っている。
同キャンペーンでは、テークアウトや配達を行っている地元飲食店から募集した情報を番組内で紹介するほか、同局のホームページやフェイスブックなどにも掲載する。情報の掲載や紹介のための費用は発生しない。
「この状況下で、みんなの安全を考えてテークアウトや配達を行っている店をできるだけ多くの人に知ってほしい。今まで以上に人と人とのつながりを大切にしたい」とパーソナリティーの大谷利文さん。
同局では、感染拡大防止のためにスタジオ内で対面する部分にアクリル板を設置したり、スタジオの扉を開放して放送したり、ゲスト出演を極力電話インタビューに切り替えたりしている。一部の放送や収録にはオンライン会議サービス「ZOOM」を活用する。
大谷さんは「情報は街の栄養素なので、このような状況だからこそ情報提供が止まらないように全力で放送していきたい。『エフエムくらしきがあってよかった』と言われるよう、自分たちができることを丁寧にやっていきたい」と話す。