倉敷を含む西日本に大きな被害をもたらした平成30年7月豪雨から2年を迎える7月6日、エフエムくらしき(倉敷市白楽町)が特別番組「届け! この思い」を生放送する。
番組では「思い」をテーマにメッセージとリクエストを募集する。災害の記憶に限らず、復興への取り組みや、新型コロナ感染拡大による新しい生活様式の変化など、リスナーが日常で感じたことを幅広く受け付ける。
メッセージ1通につき、「ダンボール製 避難場所用パーティション」1基を倉敷市に寄付する(最大50基)。パーティションを製造するカネパッケージの金坂良一社長は岡山県総社市出身で、同局でも番組を持っていることから今回の企画につながった。
同局の大久保憲作社長は「リスナーがメッセージやリクエストを送る行為が、見える形で社会貢献につながる。今回のように、リスナー、寄付をする企業、地方公共団体などの橋渡しをする場を作り、放送を通じて課題を解決していくのがこれからのコミュニティーメディアのあり方では」と話す。
同番組のパーソナリティーを担当する大谷利文さんは「地域を盛り上げるために頑張っている人、店で新しいことを始めた人など、気軽にメッセージを送ってもらい、できるだけ多くの寄付につなげたい」と話す。
放送時間は21時~24時。メッセージ受け付けは当日22時まで。