今年5月で8周年を迎えた倉敷経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位は、鶏卵の生産と加工を行う阪本鶏卵(倉敷市南畝3、TEL 086-455-7370)が自社工場内に直売所をオープンしたことを伝える記事だった。
同社は以前から直売所出店の計画を進めていたが、新型コロナウイルスによる外食自粛で売上が激減したことから前倒しして出店した。パンよりも具の方が厚い「たまごサンド」はインターネットやテレビでも取り上げられ、客が開店前から行列を作るほどの人気商品となった。
2位と3位には、市民企画による花火打ち上げがランクイン。飲食店関連のニュースでも、テークアウトに対応したり、新業態に挑戦したりと、前向きな取り組みを伝えるニュースがアクセスを集めた。
ランキングは、今年1月1日から12月10日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. 倉敷の卵会社が工場直売所開設 「たまごサンド」に開店前の行列も(8/20)
2. 岡山市内で花火1000発打ち上げ 倉敷の幼なじみ会社員2人が企画(10/21)
3. 倉敷・真備で復興の祈りを込めた花火打ち上げへ 2222発、ライブ中継も(9/30)
4. 倉敷・上東に焼き肉「なごみ」 人気焼き肉店で修業の親子が独立、家族で経営(8/4)
5. 倉敷・羽島に「焼肉食堂ブリスケ」 肉200グラムの定食主力、テークアウトも(6/15)
6. 市民がテークアウト&デリバリー情報発信 倉敷市内の飲食店を応援(4/15)
7. 倉敷駅前「ふるいち」にラーメン屋台 コロナ禍で新業態に挑戦(5/8)
8. 倉敷市内の23店で紅茶とスイーツの特別メニュー 岡山県産の桃やブドウ使用(8/6)
9. 倉敷・真備にスコーン店「ここまーる」 奈良から移転(9/9)
10. 生産ロスのブルーシートをトートバッグに 売り上げは災害復興基金に(8/3)
2021年も「街の記録係」として、広域倉敷圏のハッピーニュースを伝えていきたい。