アートイベント「昔、ここは海だった」が11月20日・21日、町家を改装した多目的文化施設「いかしの舎(や)」(早島町早島)で開かれる。主催は「アートで地域づくり実践講座事務局」。
かつて瀬戸内海に浮かぶ島だった早島の歴史に思いをはせてもらいながら「立ち止まる」をテーマにアーティストの展示とパフォーマンスを行う同イベント。明治末期に建てられた歴史的建造物の同所を会場に、さまざまな「海」を表現して地域の過去・現在・未来をつなぐ。
会場では、山本晶大さんによる海水や海砂を使ったインスタレーション作品「穴海」、主馬さんによる映像作品「Reclaim」、ミズカさんと早島幼稚園の園児によるコラボ作品「いろいろうみいろ~じぶんたちの海のせかい」を展示するほか、黒川しのぶさん「息吹-ibuki-」、武内浩一さん「レイヤー」、平井優子さんと岩本象一さん「In A Seascape」によるダンスパフォーマンスを行う。
20日の閉場後には、早島町民のみを対象とする「ナイトイベント」として、アーティストトーク、アートツアー、ダンスパフォーマンスなどを行う。
開催時間は10時~17時。入場無料。