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倉敷中央病院前に「てんぷら 茂へじ」-揚げたてを一品ずつ提供

「てんぷら 茂へじ」の守屋茂さんと田中京子さん。看板の文字は守屋さんの手彫り

「てんぷら 茂へじ」の守屋茂さんと田中京子さん。看板の文字は守屋さんの手彫り

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 倉敷中央病院前に天ぷら店「てんぷら 茂へじ」(倉敷市幸町、TEL 086-421-6664)がオープンして1カ月がたった。

天ぷら11品を1品ずつ揚げて出す「茂へじ おまかせコース」

 天ぷら専門店として8月8日にオープンした同店。店舗面積は10坪で、席数は21席。注文を受けた天ぷらは、盛り合わせではなく一品ずつ揚げて出すスタイル。天ぷらには特製の天つゆと3種の塩(通常の塩、抹茶塩、カレー塩)を用意する。

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 看板メニューは「茂へじ おまかせコース」(1,580円)で、付け出し、季節の天ぷら11品、かき揚げ天丼または天ぷら茶漬け、漬物、吸い物、デザートのセット。天ぷらは単品(2個=80円~380円)での注文も受け付けており、エビ、アナゴ、マイタケ、アスパラ豚、カボチャ、ナス、レンコン、ミョウガなど季節に合わせて約20種類を提供する。

 倉敷出身の守屋茂さんは1998年から10年間、稲荷町で居酒屋「味ごころ 茂へじ」を経営。その後4年間、倉敷中央病院で患者食の調理に携わっていたが、退職を機に1年間旅をしながら天ぷら専門店の構想を練り上げたという。「最初の独立前に2年間、地元ホテルの高級料理店で天ぷらを揚げていた経験があるので天ぷらは自分の原点。当店ではリーズナブルな価格で提供することを心掛けている」と話す。「この地域では『天ぷら』と聞くとうどん屋に作り置きされたものを思い浮かべる人が多い。揚げたてを一品ずつ出す天ぷら店は珍しい」とも。

 内装は、フロアを担当するパートナーの田中京子さんがコーディネート。同店のコンセプトである「季節に合わせた自然の味」に合わせ、テーブルやカウンターも自然の木の質感にこだわった。カウンター・テーブルと看板は無垢(むく)のケヤキ。コストを抑えるために仕上げ作業は2人で行った。フロアのテーブルは店の雰囲気に合わせウオールナット色に塗り直し、看板の文字は守屋さんが彫刻刀で手彫りした。

 「日本の伝統料理ということで敷居が高いと思われがちだが、身構えずに気軽に食べてもらいたい。その季節にしか味わえない自然のおいしさを提供したいので、将来的には食材を自分の畑で育ててみたい」と展望を語る。

 営業時間は17時~23時。日曜定休。

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