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倉敷で「岡山もったいない祭り」 「訳あり」商品で社会貢献図る

イベント実行委員長を務めるクラビズの秋葉優一社長(中央)

イベント実行委員長を務めるクラビズの秋葉優一社長(中央)

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 「岡山もったいない祭り」が12月1日、倉敷アイビースクエア(倉敷市本町)内のアイビー学館と中庭広場で開催される。

前回の様子

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 「訳あり商品」や廃棄予定の食材を販売する同イベントは今年で3回目。会場では、ものづくりの現場で生じる「B品」「訳あり商品」を割引価格で販売し、売り上げの10%を地域の各種支援団体に寄付する。フードロス対策として、本来は使用が難しいが食べるには問題のない食材や食品をできるだけ活用し、来場者には「マイ箸・マイ皿・マイバッグ」を呼びかけてごみを最小限に抑える。昨年12月の開催時は3200人が来場し、29万1,825円を寄付した。

 出店企業は、anifull(ペット用品)、岡本製甲(足袋シューズ)、ベル・ブランシェ(バッグ)、坂本織物(真田紐)、中山靴店、倉敷帆布、倉敷木材、鷹取醤油、ペガサスキャンドルなど22社。飲食は、ベトコンラーメン倉敷新京、おむすびころりん、倉敷翠松高校(地域パティシエとのコラボスイーツ)など13店が出店する。

 寄付先は「うえまつフリースクール」「川辺復興プロジェクトあるく」「くらしき支援LABO」など6団体。当日は、各団体の取り組みを紹介するトークショーも行う。

 イベント実行委員長を務めるクラビズの秋葉優一社長は「B品を安く売るのが目的ではなく、社会の課題を知ってもらうきっかけを作り、賛同する人たちの思いを地域の支援に回していくのが目的。多くの人に来場してもらい、賛同の輪を広げたい」と話す。

 開催時間は10時~16時。入場無料。

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