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倉敷美観地区にジャズが流れる蔵のカフェ「種と実」 スパイスカレー提供

店主の大原陽二郎さん(右)と長女のれいらさん(左)

店主の大原陽二郎さん(右)と長女のれいらさん(左)

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 カフェ「種と実」(倉敷市本町、TEL 086-422-0137)が倉敷美観地区にオープンして2カ月がたつ。

「スパイシーチキンカレー」

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 ジャズ好きの店主・大原陽二郎さんが築150年以上の実家の蔵を改装し7月15日にオープンした同店。ジャズの流れる店内にはビンテージのアップライトピアノを置き、壁には画家のジン・G・カムさんがジャズをテーマに描いたシルクスクリーン作品を飾る。改装には「倉敷市まちづくり基金」を活用した。店舗面積は約10坪。席数は14席。

 フードメニューは1日15食限定の「スパイシーチキンカレー」(1,430円)。ドリンクメニューはブレンドコーヒー、アイスティー、オレンジジュース(以上440円)、エスプレッソ(495円)、カプチーノ(550円)など。スイーツメニューも追加する予定。

 カレーのレシピはオリジナルと胸を張る大原さんは「大阪での生活が長かったので、ジャンルとして確立されている『大阪スパイスカレー』を自分なりの味で提供したかった。家族に試食してもらいながら味を決めていった。ぜひ一度は食べてほしい」と話す。

 大原さんが好んで聴くのは50年代のジャズ。「トランペットのクリフォード・ブラウン、ボーカリストのヘレン・メリルが特に好き。70年前の音楽であるにもかかわらず古さを感じさせないのが魅力」と話す。「ライブ演奏のイベントも行っていく予定。家族との時間も大切にしながら、自分のペースでゆっくりとやっていきたい」とも。

 営業時間は11時~17時。営業日は月曜・水曜・金曜。

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